活字漫才をhtmlファイルにまとめてみた

このブログにおいて2006年の6月から9月の期間になぜか書けていた活字漫才シリーズ。
その中から20作品ほどを選んでhtmlファイルにした(だけ)。
作った動機としては、なんとなくまとまった形にしたかった、ということ(だけ)です。
最初はPDFファイルで作ったんですが、容量が840KBほどになってしまいました。
このブログにアップできるのは500KBまでのファイルということで大失敗。
そこでhtmlファイルとして作成しました。結果的にはアンカー(クリックするとページの任意の場所へジャンプする機能)が設定できたりするので、PDFよりはよかったかもしれません。
htmlファイルでは140KBほどでした。そうなると、20作品以上盛り込んでもよかったような気もしますが、駄作をそんなに載せてもしょうがないし、どうせ誰も読まないし、キリがいいし、ということで20作品でよしとしましょう。連載中に読んでくれていた人には必要ありませんね(一部修正してあるけど気づかないようなところ)。最近このブログにたどり着いてしまったなどという人はどうぞ。ただし、あつかっている時事ネタは当然古い。

冒頭で「なぜか書けていた」と表現しましたが、そういう表現を使うのは「今、書けと言われても書けないかも」と思うからですね。テンション的にというか、なんというか。
もし、今書くなら…、なんでしょうね、最高気温更新とか、馬インフルエンザでしょうかね。
ちょっと前ならダンボール入り肉まんとかね。あんなの漫才にしたらいろいろ膨らみそうですけどね。

昔の作品を読み返してみると「よくこんなつまんねーボケを採用したな」みたいなのがしばしばありますね。
いやはや。

活字漫才作品集HTMLファイル

活字漫才『学習漫才:キリスト教』Op.36

2006年9月10日号
A=ツッコミの人、B=ボケの人

書き上がるまでずいぶん時間がかかりました。勉強しなきゃならなかったので。
しかし、みなさんもご存知の通り、作るのに時間がかかった=いいものができる、というわけでもないのでね。
あんまし面白くはないですが、今までに無かったゾーンではないでしょうか。
ちなみに僕は敬虔なクリスチャン…なわけありませんね。だったら書けません。

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以下に掲載するのは2005年7月に大英図書館の地下より発見された文書の日本語訳である。
文書の内容はキリスト教を題材とした漫才であり、この種の文書の発見は世界初である。
この漫才が演じられたのはおそらく6世紀中葉のナザレであり、布教活動の一端として行われたものである。
演じているのはおそらく修道士であるが詳しいことはわかっていない。
(…という設定だが、当然そんな設定はネタの中では無視されることになる…)
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A&B:どうもー。
A:いやー、今日は『寄席ミサ』ということでみなさんにお集りいただいたわけですけども。
B:キリスト教界はじまって以来の試みでね。
A:そう。まあ、皆さんご存知の通り普段のミサは聖歌を中心に進められるわけですけども、今回はその中に漫才を取り入れてみようということでね。
B:キリスト教に親しんでもらおうというのが狙いですから。
A:そう。漫才形式でキリスト教への理解と信仰を深めてもらおうと。…そこで、まず知っておかなければならないのが、もちろんイエス様のことね。
B:尊師な。
A:そんな呼び方すんなよ!勘違いする人がいるだろうがよ。…そのイエス様は今から550年ほど前にベツレヘムでお産まれになって、生まれた日は12月25日だと言われてますよね。
B:ちょうどクリスマスってのがすごいよな。
A:逆だよ!
B:やっぱり偉大な人は特別な日に産まれるんだな。
A:バカだよ、お前は。
B:サンタさんからの粋なプレゼントかね。
A:そうじゃねぇよ!イエス様がお産まれになった日がクリスマスって呼ばれだしたんだよ。
B:…しかし、なんでもイエス様ってのは馬小屋で産まれたらしいな。
A:そうみたいだね。
B:父親が馬なんだろうな。
A:どういう発想だよ!
B:マリア様がこう…、馬と…
A:やめろよ!怒られるよ!
B:「やっぱり馬並みでした」
A:おい!!
B:そのおかげで、イエス様も顔が円楽師匠そっくりだったって。
A:馬ヅラってことかよ!
B:”三遊亭イエス”とか言って。
A:冒涜しすぎだよ、お前は。
B:”時そば”やるときなんか、「今何どきだ」「十時か」
A:くだらねぇよ!!…そうじゃなくて、マリア様は処女(おとめ)のままイエス様を身ごもったんだよ。
B:”できちゃった出産”って言われてるよな。
A:誰も言ってねぇよ。
B:でも、なんにもしてないのに妊娠するってのはおかしいけどな。
A:いいんだよ、奇蹟なんだから。
B:そういや昔『濃厚ランバダで妊娠』って珍事件があったけどな。
A:どうでもいいよ、そんなタブロイドニュースは!誰も覚えてねぇよ!しかも、”昔”なんて言っちゃうと時代設定がおかしくなるだろうがよ。
B:でも、いきなり妊娠したんじゃマリア様もびっくりしただろうな。
A:そうだね。ある日マリア様の前に突然、大天使ガブリエルが現れて聖霊の力によって身ごもったことを告げたんだよね。
B:ちょうど、その前の晩にマリア様が使ってた「イエス・ノー枕」が「イエス」だったらしいな。
A:無理矢理うまいこと言おうとするなよ!しかも、くだらねぇよ!なんでマリア様がイエス・ノー枕なんか持ってんだよ!
B:たわしも持ってたって。
A:もういいよ!
B:…しかし、聖霊の力で身ごもった…。
A:そう。
B:夜這いしたのかね。
A:裁きが下るよ!!冒涜しすぎだ!…しかし、その聖霊といえばキリスト教で忘れちゃいけない概念、『三位一体』があるよね。
B:”ラン、ミキ、スー”な。
A:キャンディーズなんか関係ねぇよ!そうじゃなくて、”父、子、聖霊”のことを言ってんだよ。…父は全能の神、子はイエス様のことなんだけどね。
B:最後の”聖霊”ってのがいまいちよくわからないけどな。
A:確かにこれは解釈が難しいけどね。
B:まあ、どうせ宇宙人だろうけどな。
A:違うよ!
B:伝説に登場する聖霊とかなんとかってのはたいてい宇宙人で説明できますからね。
A:信仰心が足りないよ!お前は!
B:コリン星人。
A:うるせぇ!
B:でも、三位一体の最後が”聖霊”でよかったよな。
A:なんだそれ。
B:”父、子、犬”とかだったら悲しい父子家庭を想像しちゃうもんな。
A:どうでもいいよ!
B:”祖父、孫、金魚”とかだったらもっと悲しいぜ。
A:いいんだよ、そんなこと考えなくて!
B:”祖父、金魚、小鳥”とかでも悲しいしな。
A:ただの独居老人の話じゃねぇかよ!関係ねぇんだよ!そんなもんは!…しかし、そんな風にしてお産まれになったイエス様ですけど、布教の旅で各地へ赴き様々な奇蹟をお示しになったよね。
B:”ミラクル・イエス”って呼ばれてるよな。
A:売れない手品師みたいじゃねぇかよ、それじゃ!安っぽすぎるよ!
B:しかし、あの奇蹟の数々はすごいよな。
A:そうだね。
B:一番すごかった奇蹟が縦縞のハンカチが横縞になったってやつな。
A:やってねぇよ!しかも、奇蹟でもなんでもねぇだろ!
B:ベツレヘムの公民館ではバカ受けだったって話だけどな。
A:営業行ってんのかよ!…そうじゃなくて、奇蹟ってのは病気の人を治したってことなんだよ。…たとえば盲目の人の目が見えるようになったり。
B:中風を治したりな。
A:そう。…あと、足なえの人が歩けるようになったりと、各地でたくさんの病人を癒されたよね。
B:でも、それが原因で各地の医者が餓死したって話だけどな。
A:そんな話はないよ!…あと、イエス様と言えば福音書で伝えられている数々の名言ね。
B:名言はいっぱいあるよな。
A:そうだね。
B:「不倫は文化」とかな。
A:言ってねぇよ!!誰だよそいつは!…そうじゃなくて、たとえば荒野で断食をしているときに「石をパンにかえろ」という悪魔に対して言った言葉が有名ですよね。
B:あれね。
A:「人はパンのみにて生きるにあらず」。
B:「ご飯も食べる」
A:言わねぇよ、そんなこと!そういう趣旨の発言じゃないんだよ!
B:「ジャムもつける」。
A:くだらないよ。
B:「パンをココアにひたしてから食べる人もいる」
A:だからなんなんだよ!
B:「プリンも食べたい」。
A:断食中の話だって言ってんだろ!
B:腹ペコだろうからね。
A:その試練を乗り越えたって話なんだよ!…そして、その断食修行の後、いよいよ布教活動が始まるよね。
B:布教活動を始めたのはけっこう遅かったんだよな。
A:そうだね。30歳頃からの3年間ぐらいだもんね。教えの特徴としてはさまざまな比喩を用いたというのがあげられるよね。
B:比喩はわかりやすくていいよね。
A:そうだね。
B:「ぶどう酒のIT革命やぁ〜」
A:なにが言いたいんだよ!教えでもなんでもないよ、それは!
B:「種無しパンの宝石箱やぁ〜」
A:うるさいよ!そんな喩えしてどうすんだよ!…あと、キリスト教で忘れちゃいけないのが弟子たちだよね。
B:十二使徒ね。
A:そう。十二使徒。ペトロ、アンデレ、ヤコブ、ヨハネ、フィリポ、バルトロマイ…
B:肥後、寺門、上島…
A:ダチョウ倶楽部じゃねぇかよ!
B:じゅん、長作、三波春夫。
A:レツゴー三匹だ、それは!しかも最後の三波春夫ってのはネタだよ!
B:それが十二使徒な。
A:半分芸人じゃねぇかよ!どんな弟子だよ!
B:イエス軍団とか言って。
A:軍団を作るなよ!
B:殿って呼ばれたりしてな。
A:言わないよ!”主”だよ、呼び方は!…そうじゃなくて弟子の残りの6人は、トマス、マタイ、小ヤコブ、タダイ、シモン、ユダね。
B:問題なのがユダね。
A:そう。イエス様を銀貨30枚で裏切ったという…。
B:せめて40枚だよな。
A:そういうことじゃねぇよ!お前の方がひどいよ!…そのユダが連れてきた大祭司や兵士たちによって逮捕されてしまい、ついに十字架にはりつけられました。
B:残念だよね。
A:でも、イエス様はご自身が処刑されることが神の計画だとわかっていたから、いわば自ら進んで磔刑になられたんだよね。
B:それどころか「できればX字に逆さではりつけて、ロウソクたらしてくれ」言ったらしいな。
A:ドMじゃねぇかよ!冒涜し過ぎだよ、お前は!!地獄に堕ちろ!…しかし、そのようにして死刑になったわけですけど、予言通り三日目に墓から蘇られたんだよね。
B:1機残ってたんだな。
A:ファミコンじゃねぇんだよ!
B:しかし、復活したイエス様を見た人は驚いただろうな。
A:そうだろうね。
B:思わずつぶやいただろうな、ナンマンダブ…、ナンマンダブ…
A:誰だそいつは!思いっきり異教徒じゃねぇかよ!なんで念仏唱えてんだよ!
B:幽霊みたいなもんだろ。
A:べつに幽霊ってわけじゃないんだろうけど…。
B:まあ、処刑されたとなれば、さすがのイエス様も成仏できなかったろうな。
A:成仏って言うなよ!イエス様が仏になってどうすんだ!…しかし、その処刑によって全人類の罪を贖われたからね。
B:しかし、そうだとわかってたら当時の人たちもイエス様が死ぬ前にいろいろ罪を犯してただろうな。
A:最低の発想だよ!
B:駆け込み需要とか言って。
A:そっちの方が大罪だよ!
B:でも、イエス様が死んだ後に産まれた人たちの罪はどうなるんだろうな。
A:罪を犯さないことが一番なんだよ。
B:俺もいっぱい罪を犯してるしな。
A:悔い改めろよ。
B:イエス様、もう一回復活して死んでくれねぇかな。
A:お前が死ねよ!最低だよ!
B:でも、また復活するかもな。
A:それはどうかね。
B:次のお盆あたり。
A:なんだよ、お盆ってのは!…しかし、そのように復活して40日ほど弟子たちに教えを説いた後にイエス様はついに天に昇られました。
B:そこでやっぱり三遊亭イエスの出番だよな。
A:なんだそれ。
B:「毎度おなじみ”昇天”のお時間です」
A:くだらねぇ!もういいよ!…アーメン。
B:アーメン。

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※一般に”馬小屋で”生まれたなどと言われてますが、そうではなく(?)、どうやらイエスはベツレヘムの山里の洞窟の中で生まれたみたいです。で、当時の人たちは洞窟を住居や家畜小屋などとしても使っていたようなので、まあ、馬小屋と言えなくもないのかもしれませんが。

※イエスの誕生日についても説はいろいろあるはず。

※ネタ中では「人はパンのみにて…」はイエスの名言ということにしてありますが、このセリフは旧約聖書からの引用だそうですので厳密にはイエスの名言ではないということにもなりましょうか。

※まじめな信者さんへ。ごめんなさい。

※神様へ。お許しを。

活字漫才『ファイナルファンタジー3がニンテンドーDSで発売』Op.35

2006年9月3日号
A=ツッコミの人、B=ボケの人

※FF3を知らない人には全然わからないネタです。
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A:我々にはホントになつかしいんですけど、ファミコンでファイナルファンタジー3っていうソフトがありましたよね。
B:小学生の頃の話だよな。
A:そう。16年も前ですからね。そのファイナルファンタジー3が今回ニンテンドーDSのソフトとしてリメイクされたんですよね。
B:「脳を鍛えるファイナルファンタジー3」な。
A:そんなリメイクじゃねぇよ!
B:戦闘中のダメージ計算も全部百マス計算だって話だけどな。
A:売れねぇよ!そんなめんどくさいゲームは!
B:景山民夫監修で…。
A:いろいろ間違ってるよ!そうじゃなくて普通のRPGとしてリメイクされただけなんだよ。
B:でも、FF3は僕らなんかも当時ハマってたソフトだったからリメイクってなると嬉しいよね。
A:そうだよね。まあ、今回DS版を出すにあたって若干の変更点もありましたけどね。
B:ファミコン版では最初のジョブだった「たまねぎ剣士」が隠しジョブになったんだよな。
A:そう。
B:今回は最初のジョブが「ニート」だもんな。
A:そんな呼び方しねぇよ!そうじゃなくて今回の最初のジョブは「すっぴん」なんだよ。
B:でも実際、ニートの人なんかが家にひきこもって一日中プレイしてたりするだろうしな。
A:それはいるだろうね。
B:その前に、お前がジョブに就けって話だけどな。
A:まあね。
B:でもFF3の影響で職業について考えだす人もいるかもな。
A:そうだといいけどね。
B:「俺もなんかジョブを探そう」って一念発起して。
A:うん。
B:「シーフ」にジョブチェンジしちゃったりして。
A:ただの泥棒じゃねぇかよ!最悪だよ!
B:熟練度上げてレアな貴金属を盗みまくったり。
A:現実の世界でそんなことするなよ!
B:でもRPGの世界ってけっこう人の家に入って物盗んだりするよな。
A:まあね。
B:ギサールの「魔法の鍵」売ってる店の裏から「手裏剣」盗んで、それをすぐさまその店で売って換金したときには、さすがに心が痛んだけどな。
A:いいんだよ別に、ゲームなんだから。
B:あれがまた、けっこういい値でさばけるんだよな。
A:言い方がやらしいよ!
B:教育に悪いね、あのゲームは。
A:普通にやってりゃ問題ないんだよ、別に。
B:しかし、ファイナルファンタジー3の目玉と言えばやっぱりジョブチェンジシステムだよな。
A:そう。主人公たちが戦士とか魔導師とかいろんなジョブになって旅をするんだよね。
B:FFのジョブってのはどれも個性的な行動をするよな。
A:そうだね。歌を歌ったりするもんね。
B:「狩人」な。
A:それは別の「狩人」だよ!
B:どんな竪琴を装備しても「あずさ2号」しか歌わないっていう…。
A:歌わねぇよ、あずさ2号なんか!どんな効果があるんだよ!
B:その歌を歌われた敵は一種類の攻撃しかできなくなる。
A:微妙に失礼なこと言ってんじゃねぇよ!そうじゃなくて歌を歌うのは「吟遊詩人」だよ!
B:でも、まわりの3人が頑張って「ナイト」とか「モンク」とかになってるときに「吟遊詩人」になるなんてのは勇気があるよな。
A:よけいな想像するなよ!
B:世界の存亡の危機だってのに吟遊してどうすんだ!
A:いいんだよ!あれはあれで役に立つこともあるんだよ!
B:そうなの?
A:例えば吟遊詩人が歌う「まもりの歌」は仲間全員の守備力を上げる効果があるんだよ。
B:あと「防人の詩」ってのもあるよな。
A:さだまさしの歌だ、それは!
B:あと「関白宣言」。
A:ねぇよ!!
B:「めしはうまく作れ」って歌うと料理がうまくなったり。
A:ならねぇよ!しかもFF3に料理なんか出てこねぇだろ!
B:「秋桜」も便利だよな。
A:無いって言ってんだろ!
B:歌うと「このごろ涙もろくなった母が庭先でひとつ咳をする」んだけどな。
A:なんの意味もねぇだろ!戦闘中にそんなもん歌ったって!
B:あと便利なのがアンデットが全滅する歌ね。
A:そんな歌あったっけ?
B:「精霊流し」。
A:なんでレパートリーがさだまさし限定なんだよ!!
B:あと、歌うと主人公全員が故郷のウルにワープする歌もあるよな。
A:なんだそれ。
B:「案山子」。
A:それもさだまさしだ!
B:故郷がなつかしくなっちゃってな。
A:うるせぇ!デタラメ言ってんじゃねぇよ!話を戻せよ!
B:「北の国から」でも一個ボケれるけどな。
A:もういいんだよ!!
B:ブリザガの効果。
A:うるせぇって言ってんだよ!…しかし、そのジョブの能力にも一部変更点があって、たとえば「学者」というジョブも今回は一部の魔法が使えるようになったね。
B:そのへんのバランス調整はしてるんだな。
A:そうだね。あと学者がアイテムを使うと2倍の効果が得られるんだよね。
B:FFってのはアイテムの名前が面白いよな。
A:そうだね。「おとめのキッス」とか「てんぐのあくび」「黒のかおり」とかね。
B:「白い恋人」とか。
A:北海道のお菓子だ!それは!
B:「青の洞窟」。
A:日清製粉のスパゲッティだよ、それは!全然関係ないだろ!
B:でも、そういうアイテムを学者が使うと下手な黒魔導師なんかよりもよっぽど強力なんだよな。
A:そうだね。「チョコボのいかり」を使えば「フレア」の効果だもんね。
B:「大地のドラム」の「クエイク」の効果とか、「ボムの右腕」の「ファイガ」とかもあるもんな。
A:あと「北極の風」「南極の風」ってアイテムもあるよね。
B:でも、飛空艇で世界中飛び回ったけど、あの世界には北極も南極も無いよな。
A:いいんだよ細かいことは!
B:でもそういうアイテムを集めておけば学者は結構強いよな。
A:そうだね。ファイナルファンタジーってのはドラクエなんかとは違って、アイテムを一種類につき99個とか持てるしね。
B:ありえない数だけどな。
A:まあ、”バッグ”に入ってるってことになってるけどね。
B:鎧が99個も入るバッグなんかあるわけねぇだろ!
A:いいんだよ!ゲームなんだから!
B:それが一番のファンタジーだろって話だけどな。
A:ほっといてやれよ。
B:でも、本格的にコスプレする人なんかはちゃんとバッグとかアイテムとかも用意したりしてな。
A:そこまでやると雰囲気でるよね。
B:しかもそのバッグの中にちゃんとアイテムが99個とか入ってたりな。
A:それは面白いね。
B:「ラッコのあたま」99個とか。
A:気持ち悪いよ!
B:水族館からもらってきたりして。
A:本物のラッコかよ!せめてレプリカでいいだろ!
B:どうりでコスプレ会場が臭いなと思ったけどな。
A:腐敗してんじゃねーかよ!気持ち悪すぎるよ!…あとFF3の名物ジョブといえば「風水師」ね。
B:地形を操って敵を攻撃するってやつな。
A:風水師も今回はけっこう強くなってるみたいだよね。
B:そうなると全員「風水師」でプレイする人もいるだろうしな。
A:まあね。
B:ドーターコパとかな。
A:なんでそこでDr.コパの娘が出てくるんだよ!
B:でも、風水師がパーティーにいたらけっこうめんどくさいかもな。
A:なんだそれ。
B:「これから南東のダルグ大陸に行こう」って言ってるときに「そっちは方角が悪いです」とか言って断固反対したり。
A:いらねぇよ!そんなバカは!
B:「黄色は金運がアップする」とかいって無理矢理みんな竜騎士にさせられたりな。
A:めんどくせぇよ!
B:でも、同じパーティーに「学者」と「風水師」がいたらケンカになるかもな。「風水なんて非科学的だ!」とか言って科学書でボコボコに頭殴ったり。
A:変な想像するなよ!
B:さらにそのパーティーに、たま出版のニラサワさんとかいたらムチャクチャだろうな。
A:どうしてニラサワさんが出てくるんだよ!
B:「私は金星人に会いました」
A:知らねぇよ!そんなことは!
B:それこそ学者に撲殺されそうだけどな。
A:どうでもいいよ!
B:でもやっぱり一番人気のジョブは「たまねぎ剣士」かもな。
A:そうだね。今回の「たまねぎ剣士」はすべての武器防具を装備できて、しかも魔法も使えるという最強のジョブになってるよね。
B:なんでもできちゃうんだな。
A:そうだね。
B:ほとんど「万能ネギ」って感じだよな。
A:ダセぇよ!そんな呼び方は!
B:あと「たまねぎ剣士」と同じくらい人気なのが「長ねぎ大王」な。
A:いねぇよ!そんなやつは!!なんだよ大王って!
B:あと「にがうり仙人」。
A:いねぇよ、それも!!
B:「だいこん先生」ってのもいたよな。
A:それはリリー・フランキーの「おでんくん」のキャラだ!
B:困ったのが「タレント弁護士」な。
A:なんの話をしてんだよ!
B:本業ほったらかしだからな。
A:話がずれてるよ!ゲームと関係なくなってんじゃねぇかよ!…しかし、その「たまねぎ剣士」を使えるようになるためにはモグネットで手紙のやり取りをしなきゃならないんだよね。
B:モグネットってDS同士でメールが送れるやつな。
A:そう。まあ、メールってほどの性能は無いけどね。漢字は使えないし、短い文章しか打てないし…。
B:せいぜい打てるのは「ハハキトク」ぐらいだよな。
A:モグネットでそんなもん送るなよ!!…しかも、もうちょと長い文だって送れるんだよ。
B:じゃあ「ハハキトク スグカエレ」ぐらい打てるな。
A:だからモグネットでそんな大事なこと言うなよ!電話すりゃいいだろ!
B:でも、電話じゃ「たまねぎ剣士」出せないぜ。
A:それどころじゃねぇだろ!いいかげんにしろ!

活字漫才『東京&大阪、監禁事件』Op.34

2006年8月9日号
A=ツッコミの人、B=ボケの人

A:最近話題となっているのが大阪での連続監禁事件。
B:ちょっと前にも監禁事件があったばかりだよな。
A:そう。東京都足立区であった19歳の少女を監禁した事件ね。
B:なんかナルシシストみたいな奴が犯人なんだよな。
A:”監禁王子”と呼ばれてるよね。
B:でも、その監禁王子が逮捕されたとしても、裏で糸を引いてるはずの”監禁の王様”が捕まってないしな。
A:誰だよ!いねぇよ!そんなキャラは!
B:「フォッフォッフォッ…、わしは監禁の王様」
A:勝手に作るなよ!
B:「夢と自由の国、監禁王国へようこそ!」
A:そんなキャッチフレーズは嘘に決まってんだろ!
B:「カレーライスが大好きなんじゃ」
A:知らねぇよ!
B:でも、それよりも怖いのは”監禁大魔王”だよな。
A:だから誰なんだよ、そいつは!いねぇだろ!そんなもん!
B:「グハハ…、我が輩は監禁大魔王」
A:もういいよ!
B:「ハンバーグが大好きなんじゃ」
A:子供か!そいつらは!
B:あと、”監禁女王”もいるだろうしな。
A:だから、いねぇんだよ、そんなもんは!別に王国が存在するわけじゃないんだよ!
B:…てっきり監禁王国の王子様なんだと思ってたんだけどな。
A:バカすぎるよ、お前は。…でも、その犯人は、子供の頃のあだ名が”王子”だったらしね。
B:俺と同じだな。
A:ウソつけ!つまんねぇ見栄はってんじゃねぇよ!…まあ、その”王子”ってあだ名が表してるように、この二つの監禁事件の犯人はどちらも裕福な家庭に育ったらしいよね。
B:自分は特別な存在であると思い込んじゃってるのかね。
A:そうかもね。これらの監禁事件の犯人は自分のことを「ご主人様」と呼ばせていたと言うからね。
B:とんでもないやつだよな。
A:そうだね。
B:ラーメン屋のオヤジにでもなったつもりなのかね。
A:なんだそれ!たしかにラーメン屋の店主のことを「ご主人」とか呼ぶことはあるけども!…そんな話じゃねぇんだよ、別に。…しかし、大阪の事件の場合、被害者の女性は、警察の取り調べの時でさえも容疑者のことを「ご主人様」と呼んでると言うからね。
B:メイド喫茶からスカウトが来てるらしいな。
A:くだらなすぎるよ、言ってることが。
B:ゆるぎなき忠誠心。
A:そうじゃないんだよ!…どうやら被害女性はマインドコントロールされてたんじゃないかと思われてるよね。
B:マイコンね。
A:そんな略し方はしないよ!
B:でも、マインドコントロールって意外と簡単に誰でもできるんだよな。
A:そうなの?
B:古本屋にいったら『よくわかるマイコン入門』ってやつが売ってたぜ。
A:だから、そのマイコンとは違うんだよ!ただの古いパソコンの本だ、それは!
B:発禁だろ!あんな本!
A:違うって言ってるだろ!
B:とりあえず1200円で買ったけどな。
A:ボッタクられてるよ!
B:しかし、ああいう男に引っ掛かる女性にも落ち度があるんじゃないかというような世論もあるよな。
A:まあ、そこまで批判するのはかわいそうだけどね。
B:容疑者もそんなにいい男ではなかったしな。
A:まあ、そうだけどね。
B:”ブツブツ王子”って呼ばれてるよな。
A:呼ばれてないよ!なんでも王子にするなよ。顔は確かにブツブツだったけど。
B:でも、”ブツブツ大魔王”の方が怖いけどな。
A:だから、勝手にキャラクターを作るなよ!
B:「わしはオムライスが大好きなんじゃ」
A:なんでそいつらは味覚が子供なんだよ!もういいよ!そのシリーズは!…しかし、被害者は監禁中にかなりの暴力を受けていたというから、かわいそうだよね。
B:そうとうひどかったらしいね。
A:木刀や孫の手などで殴られていたらしいね。
B:孫の手ってのがおかしいけどな。
A:まあね。
B:ムチの方が気持ちいいだろ!
A:ドMじゃねーか!お前は!…しかし、孫の手と言っても相当強く叩かれたらしくて、部屋からは折れた孫の手が発見されたらしいね。
B:孫の手が折れるほどの力ってのは恐ろしいな。
A:そうだね。
B:折れた片方は”ひ孫の手”になるのかな。
A:くだらなすぎてツッコむ気も無くなるよ…。
B:でも、孫の手が部屋にあったってことは…
A:うん…
B:体が硬いってことだよね。
A:どうでもいいよ!なんでお前はそんなことしか思いつかないんだよ!
B:背中にまで手が届かない…
A:だから、どうでもいいんだよ!そんな話は!
B:…でもね…、この事件、冤罪なんじゃないかって話もあるんだよな…。
A:そうなの?
B:ご主人様がそんなことするはずないですよ。
A:お前がマインドコントロールされてんじゃねぇかよ!

活字漫才『8月6日、ヒロシマ、原爆の日』Op.33

2006年8月6日号
A=ツッコミの人、B=ボケの人

A:本日、8月6日は広島に原爆が落とされた日。今年で61年目の記念日となりますね。
B:原爆フェスティバルな。
A:めでたそうに言うなよ!!やめろよ!たくさんの大切な命が奪われたんだからよ!
B:そうだな。かけがえのない命ですからね。
A:そう。
B:そんな大切な命を守るためにも、我々も核を保有しないとな。
A:話の流れがおかしいよ!!…お前みたいな奴がいるから原爆記念日が大事になるんだよ!
B:まあ、日本人としてはあの悲劇は絶対に忘れてはならないよな。
A:そうだよ。…昭和20年、8月6日、午前8時15分、トルーマン大統領の命令によりエノラ・ゲイから原爆が投下されました。
B:レイザーラモンエノラ・ゲイ。
A:死ね!!お前は!!
B:「オッケ〜〜ィ!」
A:オッケーじゃねぇよ!最低だ!茶化すなよ!最悪の悲劇を!
B:その原爆の悲劇を風化させないために、原爆記念日を増やすって話もあるらしいね。
A:ウソつけよ。
B:なんでも、毎月20日、30日が原爆の日になるらしいよ。
A:ジャスコの日みたいにするなよ!いくらなんでも多すぎるよ!
B:キノコが半額になるって。
A:ふざけるな!!
B:あと黒糖キャンディーも安くなるって。
A:なんだそれ。
B:「黒いアメ」
A:最悪だよ!いっぺん死ねよ、お前は!!
B:でも、世界に平和の大切さを訴え続けるためにも、広島のことは忘れちゃいけないよな。
A:お前が言うと全然説得力が無いけどな。…まあ、毎年8月6日には広島で記念のイベントが行われますよね。
B:『爆笑ヒットパレード』とかな。
A:やらねぇよ!
B:「おもしろさ、原爆級!!」
A:なんだそのキャッチコピーは!最悪だよ!!
B:トップバッターはもちろん海老一染之助師匠が景気よく登場。
A:殺されるよ!
B:あと、内海桂子師匠が原爆どどいつをやるんだけど、若いお客さんなんかポカーンとしちゃって。
A:それは正月の爆笑ヒットパレードでおなじみの光景じゃねぇか!
B:司会者が涙ながらに原爆の悲惨さを訴えても、昭和のいるこいる師匠が「しょうがねぇ、しょうがねぇ」って言って全部ぶち壊しにしちゃったりして。
A:ミスキャストだ、それは!やらねぇよ、そんなイベントなんか!…そうじゃなくて、平和記念公園で慰霊式が行われるんだよ。
B:毎年夏になると、この式典の模様が中継されて、テレビの前の人たちも黙祷したりするよな。
A:そうだね。
B:でもそのテレビに電力を供給してるのが原子力ってのが笑えるよな。
A:笑えねぇよ、別に!…あと、この式典と言えば子ども達による「平和への誓い」が行われたよね。
B:小さな子供がああいうことをやると、感慨深いものがあるよな。
A:そうだよね。戦争なんて全然知らないはずの小学生ぐらいの子だもんね。
B:ホントに感心だよな、あのリトルボーイたちは。
A:わざわざそんな呼び方するなよ!!広島に落ちた原爆の名前じゃねぇかよ!
B:広島の子供は『ファミコンウォーズ』なんかやらないんだろうな。
A:知らないよ、そんなことは。別にやったっていいだろ、ゲームぐらい。
B:広島じゃタイムボカンのキノコ雲のシーンもモザイクがかかるらしいしな。
A:そこまではやらないよ!かえって変だろうがよ!
B:でも、そんな子ども達に戦争の悲惨さを伝える努力をもっとしていったほうがいいよな。
A:それは言えてるね。
B:サザエさんのかわりに『はだしのゲン』をやったっていいよな。
A:食事時ぐらいは避けろよ!
B:しかも毎週。
A:やりすぎだ!逆に馴れちゃうじゃねぇかよ、悲劇に。
B:なおかつ、毎週やってるうちにサザエさんぽくなってきちゃったりして。
A:ならねぇよ。
B:「さぁ〜て、来週のはだしのゲンは…、『ゲン、靴を買う』」
A:買うな!!設定をぶち壊すなよ!!
B:来週からタイトルどうすんだ!
A:ふざけすぎだ、お前は!!
B:『ナイキのゲン』とかになっちゃったり。
A:やめろよ!
B:何ヶ月か後にはちゃっかり『コンバースのゲン』になってたり。
A:けっこう物資が豊かじゃねぇかよ!おかしいだろ!
B:さらにその何ヶ月か後には『レッドウィングのアイリッシュセッターのゲン』とかになってたり。
A:ちょいちょい買い替えるなよ!金持ちかよ、ゲンは!同情できねぇじゃねぇかよ!…いいかげんにしろよ。ホントに怒られるよ、お前は。…しかし、毎年この時期に、なによりも問題とされるのは被爆体験者の高齢化ですよね。
B:中には式典で黙祷したときにそのまま永眠しちゃう人もいるらしいな。
A:頼むからやめてくれよ!そういうボケは!!
B:このままいくと近い将来、原爆の悲劇を語る人がいなくなっちゃうんだよな。
A:まあ、仕方のないことだけど、ちょっと恐ろしいよね。
B:一刻も早く新たな被爆者を作らないとな。
A:完全に間違ってるよ!!バカすぎるよ、お前は!…そうじゃなくて若い世代へ戦争体験を伝えるのが課題なんだよ!
B:でも、被爆者の高齢化と減少には画期的な解決策があるらしくて…
A:そうなの?
B:政府が被爆者を冷凍保存するらしいね。
A:そこまではやらねぇよ!!ムチャクチャ言うな!…しかし、原爆の問題はけっして過去のものではなくて、未だに原爆症で苦しんでいる人もいるからね。
B:病気は大変だろうけど、がんばって欲しいよな。
A:そうだね。
B:”病は気から”っていうしな。
A:その程度の問題じゃないんだよ!
B:腹一杯食って寝ればたいていの病気は治りますからね。
A:治んねぇよ!これだけ重いテーマでふざけすぎだよ!!お前の方が病気だよ!!
B:しかし、まあ、今までふざけてましたけど、核兵器の恐ろしさを伝えていくのは我々日本人が背負った宿命ですからね。
A:それはそうだよね。
B:人間誰しもが平和を願ってるわけですよ。
A:たしかに。
B:そのためにも、世界中から一刻も早く核を廃絶して…
A:そう。
B:生物兵器に切り替える。
A:どっちにせよダメなんだよ、大量破壊兵器は!いいかげんにしろ!